第1回
ステップアップ
研究報告会
次世代イノベーターズの挑戦
202521日(土) 13:00〜 17:00 
WEB開催
アステラス病態代謝研究会は、目先の成果ではなく、常に先を見据え、我が国の生命科学研究、とりわけ創薬・治療法の開発・実用化研究の発展・進展に継続的に貢献することをミッションに掲げています。これまで世界の生命科学の方向性とその発展性を常に見据えながら、次代を切り拓くような研究テーマへの研究助成、卓越した若手人材の発掘・育成・海外留学のサポートを通じて、我が国の医学・生命科学に貢献して参りました。
そして、本財団の更なるミッション達成に向け、2022年度からは、AFRMD Next-generation Innovators’ Challenge (ANIC)の取り組みを開始し、萌芽的研究の推進と次代を担う研究者への継続的支援を強化しています。
【ステップアップ研究助成とは】
本財団が研究助成としてサポートした研究を対象に選考し、ステップアップ研究助成としてさらに2年間の支援を行います。ANICの取り組みで開始した事業であり、研究助成と合わせて計4年間の継続的支援を行っています。
【研究報告会の開催目的】
今回の研究報告は、当財団の海外留学補助金受領者による海外留学帰朝報告 3 件と 2022 年度のステップアップ研究助成の採択テーマ 10 件です。この 10 件は、 1600 件を超える申請から研究助成に採択されたものを対象に、ステップアップ研究助成として選考委員により選ばれた研究テーマです。これら研究の更なる発展・社会実装に向け、今後のコラボレーションの機会として頂けるように、本報告会をオープンな開催方法としています。

概      要

日時
2025年2月1日(土) 13:00〜17:00
  1. 13:00~13:05  
    開会の挨拶:理事長  熊ノ郷 淳
  2. 13:05~13:35  
    海外留学帰朝報告
  3.     下記  発表者一覧参照
  4. 13:35~17:00  
    ステップアップ研究報告
  5.     下記  発表者一覧参照
開催方法
WEB開催
主催
公益財団法人
アステラス病態代謝研究会
参加費
無料
(事前の申し込みが必要です)

発表者一覧

・ステップアップ研究報告

 
氏名
所属機関
職位
研究テーマ
1
大阪大学 大学院医学系研究科
教授
BRD9を標的とした難治性白血病の新規治療応用
2
東京科学大学 病態代謝解析学分野
研究員
脂肪性肝炎に対するヒト肝内交感神経の作用機序の解明
3
東京科学大学 生命理工学院
教授
酵素活性の多重検出に基づくがん診断・解析技術の開発
4
福井大学 学術研究院医学系部門
教授
腫瘍血管のダイナミクスを制御する分子機構の解析
5
熊本大学 発生医学研究所
教授
RNA高次構造によるプリオノイド機構の解明
6
公益財団法人がん研究会 がん研究所
部長
加齢性疾患制御を目指した創薬研究
7
大阪大学 大学院医学系研究科
助教
自然免疫の異常活性化を回避するRNA編集部位の同定
8
奈良県立医科大学 医学部医学科
教授
リソソーム機能低下と老化の新たな分子機構の解明
9
名古屋大学
トランスフォーマティブ生命分子研究所
特任准教授
光受容体のケミカルバイオロジーによる分子制御
10
東京大学 大学院薬学系研究科
准教授
創薬を指向する天然物生合成酵素の機能改変と応用

・海外留学帰朝報告

氏名
留学先
現所属
Weill Cornell Medicine
コーネル大学
理化学研究所
生命機能科学研究センター(BDR)
MRC Laboratory of Molecular Biology
左記留学先およびBioNTech UK(兼任)
慶應義塾大学 ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター(兼任)
Michael Fischbach Lab
スタンフォード大学
Nagashima Lab
ハーバード大学